習慣 -続けることの難しさとメリット-
前回、習慣についての記事を書いた。
自らも習慣づけるという難しさに直面しているところではあるが、引き続き習慣について調べたことを書いていこうと思う。(まずは諦めずにこの記事を書いている自分を褒めたい)
良い習慣と悪い習慣があるというのは前回述べたとおりであるが、大抵の人は悪い習慣はすぐ習慣づくが、良い習慣を身に着けようと思っても気が付けば三日坊主に早変わりしていることだろう(もちろん自分含む)
では何故習慣は身につかないのだろうか?
調べたところによると習慣として続かない要素として、
- モチベーションが続かない
- 立てた目標が高すぎる
- 完璧にこなそうとする
- 本当に望んで実現させたい目標ではない
これらの要素が理由として挙げられる。
思い当たる節が多すぎてパソコンを閉じようかと思った。
そもそも、何かを初めてそれを続けようというのは、「何か自分にプラスになることを身に着けたい」という向上心からくるものだと私は考えている。
目標を立て、それをこなした先にある、ある種の成功を望んでいるのだ。
その為良い方向に事が進んでいるという実感が大事になる。
しかし現実には可及的速やかな効果を発揮するようなことは少ないのだ。
体重は盆と正月を過ぎれば簡単に増えているのに、減らすとなるとランニングを2,3日続けたところで効果は出ない。…そもそも朝早起きするというハードルが高い。
毎日日記を書こうとてもなんとなく日記帳を開くのが億劫になったり、始めたデアゴスティーニの内容はがっつり極めたいと思えるほどの内容ではなかったかもしれない。
と、言ったように習慣化するには続かなくなる要素をできるだけ排していくことが大切になる。
逆に考えてみれば、ある程度続けたことで体重が減ってくればランニングは苦痛からやりがいに代わるし、書きたいと思った日に書きたいこと綴るようにする日記なら気が付いたら書いてるくらいになるだろう(Twitterがまさしくそうだったりしないだろうか?)
習慣化するのには
何故それをするのか
何故そうしたいと自分は思っているのか
という必要性
どれくらいだったら苦にならないのか
最初から意気込まずに無理なく踏み出せるのはどの程度か
という適度な目標設定
さぼり癖があるのか
形から入って満足してしまわないか
人から言われたほうがやる気が出るのか
という自分の特性の理解
以上が習慣化するうえで大切な要素となってくる。
今回も自己啓発本やらネットに溢れるありがたいお言葉を参考に調べた完全に他人の意見の拝借となるが、最後に心理カウンセラーらしい観点から習慣について言わせてもらうと、正しい習慣作りは自己効力感、自己肯定感の向上につながる
自分で目標を定めて乗り越えることは自信に繋がり、人生で起こりうる困難な問題に対しても前向きに取り組めるようになり、自分は「できるやつ」なんだと自認できるようになってそれが積極的に自分を認められるようになる。
実は習慣が身につかない人は挑戦を恐れる自己肯定感や自己効力感が低い人によく見られる。
目標を掲げ挑戦するも途中で挫折すると、やっぱり自分はダメなんだと自己効力感が下がり、徐々に物事に挑戦しなくなってしまう。
つまり習慣というのはそんな自分を信じる力を養える経験が得られるメリットを秘めているのである。
自己効力感の類義語に‘‘self-esteem‘‘「自尊感情」というのがあるが、自分には物事を達成する能力があると信じられる力は高ければ高いほど、実際に達成できてしまうという研究結果もあるくらいだ。
習慣一つ身に着けるだけでこんなお得な能力も得られるなら、一度で二度おいしい。
ぜひとも私もこのブログを習慣化していきたいものである。
願わくば次の更新が一か月後とかになりませんように…